上品の郷研修0311 月20 日、21日の実習は一期生がオブザーバーとして参加する実習でした。上品の郷の太田駅長を初めたくさんの方のお世話になりました。

太田駅長は講話の中でこんなことをお話になりました。大手量販店の進出で道の駅の売り上げが2割、3割と減ったときの話題でした。太田氏は病院に運ばれるほどの心労の中で「どうやったら共存していけるのだろう」と考えたというのです。後発の量販店のブルドーザーの様な圧倒的な力に飲み込まれてしまいそうな現実に対して「どうやったら勝てるのか」ではなく「共存」という言葉を口にされたのです。この発想こそが連携に最も大切だということを強く感じました。

続いての講話は、石巻市産業部商工観光課の高橋章弘氏の道の駅立ち上げに際しての行政の関わりについてでした。立上げには様々な困難があったというお話、そして開館してからも一年は道の駅で様々な問題を実際の現場で改善していったというお話は、行政に携わる者としての高橋さんのまさに責任ある「覚悟」を感じました。

上品の郷研修04実習は「工」との連携視察、フランス鴨の加工場でした。道の駅の業者と生産者の取組みについて「上品の郷」の 直売所所長 小野寺志ずえさんから、翌11 月21 日は道の駅「津山」もくもくランドを訪問し西條 孝一駅長から「木の町津山のまちおこし」についてお話を伺い、さらに菊栽培ハウスを訪れ佐々木文彦氏からは花卉農家として市場とどう関係を保つか、そして上品の郷の関わり等、価格をどのように保つかお話を伺いました。

実習はすぐれた実践者の直の声に触れることができる貴重な機会です。二期生にとって、また今回の二度目の訪問になる一期生にとっても、農商工連携プロデューサーとして大切な農商工の各事業者を客観的にどのように評価マッチングできるか、事業を貫徹するうえでの大切な覚悟、ノウハウが詰まった素晴らしい実習を体験することができました。

幹事 松崎康弘


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