農商工連携プロデューサー育成塾 東鳴子研修112月18・19日と、一期生を代表し、アドバイザーとして出席させて頂きました。

昨年は私自身、東鳴子には参加できなかった為、個人的には研修という感が強く、更に二期生との顔合わせもあってか、当初、多少緊張しておりましたが、しんしんと降り続く雪と景色、時折屋根から落ちる雪崩の音がとても風情があって、気持ちを落ち着かせる事ができました。

まずは旅館大沼の湯守 大沼伸治様よりの講話。お題は湯農商工連携と現代湯治2010。講話の中で興味深かったのは「場」や「風土」のお話。場とは物事の行われる広いところ(by広辞苑)という事ですが、農商工を語る上でも必要不可欠なものであると感じました。皆が集まり、語り合い、そして行動を起こす為の拠り所=起点だなと。つまり温泉が、農商工業者が連携して事業を行う為の拠り所となる場所、農商工連携と温泉=湯治の復興、それに「風土」、風は旅行客で土は地元の人。彼らが有機的に結びつく事で新たな価値を産み出している、非常に面白いと感じました。

農商工連携プロデューサー育成塾 東鳴子研修22日目は、かの有名な鳴子の米プロジェクト、ゆきむすびの講話。理事の板垣様のお話。当時の苦労話を中心に。プロジェクトも5年目を迎え、そろそろ分岐点に入りつつあるなと感じました。広げるか、現状維持か、昨今の米価の影響をものともしない取組みではありますが、まだまだ鳴子の耕作放棄地をカバー出来るかは難しい状況。是非湯農商工連携を強化しつつも、更なる展開をと期待しております。

最後に現場実習に参加すると行く先々では素晴らしい事業が為されていて、圧倒される事も度々です。果たして自分達にもできるであろうか?と焦燥感にかられてしまいますが、「ローマは1日にして成らず」という言葉を私も含め、塾生の皆様には送りたいと思います。

壮大なる事業計画と同時に足元を見つめながら夢と現実のギャップを埋めるのがプロデューサーの仕事です。できる事からコツコツと! 再度かみしめられた研修でありました。

幹事 伊藤成一郎


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